肝炎ウイルス研究に関連する試験

肝炎ウイルス研究に関連する試験

PXBマウスは肝臓内に正常ヒト肝細胞を持つため、B型肝炎ウイルス(HBV)、C型肝炎ウイルス(HCV)を持続感染させることができます。この感染モデルを利用して、抗ウイルス剤の薬効試験、ウイルス複製効率の比較試験、ウイルス感染防御試験などを行うことができます。

HBV、HCVは非常に種特異性の高いウイルスであり、人間の他にはチンパンジーにしか感染しません。このため、ウイルス肝炎の治療薬開発や、肝炎ウイルスの感染・複製メカニズムの解析をin vivoで行うために実験動物としてはチンパンジーを利用するしかありませんでした。

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肝炎ウイルス感染動物の作製

フェニックスバイオで保管・管理する感染源(HCVまたはHBV)をPXBマウスに接種して肝炎ウイルス感染動物を作製します。 HCVは接種後約4週間で、HBVは接種後約8週間で血中コピー数の増殖がプラトーに達し、試験に使用することが出来ます。

被験物質の投与

クライアントからお送り頂いた被験物質をフェニックスバイオ内の感染実験室で調製し、肝炎ウイルス感染PXBマウスへ投与(経口、静脈、皮下、腹腔内)します。

各種測定

血中アルブミン濃度および体重の測定

血中アルブミン濃度(h-Alb値)及び体重を測定します。h-Alb値はヒト肝細胞置換率と高い相関を示すので、ヒト肝細胞置換率の指標となります。

ウイルス・タイターの測定

RT-PCRを用いて血中のHCV-RNA及びHBV-DNAを測定します。1回/3日の頻度でモニタリング可能です。

試料採取

クライアントの要望により、血液、肝臓および各臓器を採取して送付することも可能です。

PXBマウスを用いた試験の実施例

抗ウイルス剤のPXBマウスにおけるPK/PD評価
HBVの感染性および増幅性の研究
抗HCV/HBV剤の薬効評価
HBVに対する予防活性の研究