D-PREX(Disposition Profile Exploration)とは、肝細胞培養物に細胞間接着を維持した状態で化合物を取り込ませた後、維持した状態と崩壊させた状態の細胞を調製し、その上清画分に含まれる化合物量から排泄評価する技術です。
製造:株式会社日立ハイテクノロジーズ
【特許第6087264号】
細胞間接着の維持と崩壊を制御することにより、薬物・代謝物の細胞への取込から排泄(胆汁・血中)に至る振り分けを同時評価
・5試薬構成の凍結品(-30℃~-10℃)
・24ウェルプレート1枚分の試験数(使い切り)
品名 | 単位 | 販売価格 |
D-PREX Assay Kit | 1Kit | 200,000円(税別) |
アッセイキットの構成試薬
構成 | 容量 | |
① | Intact Reagent | 150mL |
② | Intact Stabilizer A | 250μL |
③ | Intact Stabilizer B | 250μL |
④ | Disruption Reagent | 10mL |
⑤ | Disruption Stabilizer | 250μL |
取扱説明書
D-PREXを使用することでin Vitroでの医薬品の開発精度の向上、大幅な時間及びコストの削減が期待できますが、さらに、高いヒト型活性を長期維持する新鮮肝細胞PXB-cellsを使用することによって、薬物代謝、酵素誘導・阻害、安全性、トランスポーター評価などの試験を、同一条件(繰り返し)での使用を可能にします。