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PXBマウス関連の学術論文のご紹介:南カリフォルニア大学

2021/06/08

弊社の共同研究先である南カリフォルニア大学より、PXBマウス・PXB-cells関連の学術論文が発表されましたので
ご紹介申し上げます。

【詳細】
掲載雑誌名:iScience. 2021 May 1;24(5):102457. (PMID: 34013171)
論文名:Cholesterol-binding translocator protein TSPO regulates steatosis and bile acid synthesis in nonalcoholic fatty

liver disease

著者:Dr. Yuchang Li, et. al.(University of Southern California)
概要:
University of Southern CaliforniaのVassilios Papadopoulosらの研究グループは、弊社との共同研究の成果として、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)における、Tranlocator protein(TSPO)の機能に関する論文をiScienceに発表致しました。これまでに脂肪肝から肝硬変へと病態が進行するに伴い、TSPOの発現量が増加することが知られていましたが、その機能は全く分かっていませんでした。今回の論文では、弊社で作成されたPXBマウス由来の新鮮肝細胞であるPXB-cellsや、肝がん由来培養細胞、TSPOノックアウトラットなどを用いて、TSPOは肝細胞におけるコレステロール合成や、それに伴う小胞体ストレス、胆汁酸合成経路の調節による繊維化の制御に関わる等、様々な役割を果たしている事などが明らかにされました。先進国を中心に、世界中で4人に1人が罹患していると推定されているNAFLDの病理メカニズムの解明につながる、重要な研究成果であると考えられます。

URL:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34013171/