Phoenix Bio

PXBマウスとは?

PXBマウスの作製方法 /
PXBマウスとホストマウスの肝組織像

PXBマウスの作製方法

ホストマウスへのヒト肝細胞移植

PXBマウスの作製では、生後2〜3週間のuPA/SCIDマウス(uPAトランスジェニックとSCIDの両方の形質を持つ、重度免疫不全肝障害マウス)に正常ヒト肝細胞を脾臓経由で移植します。
PXBマウスとして試験に利用できるのは、12週齢を超え、ヒト肝細胞への置換率が70%以上となったマウスです。

使用するヒト肝細胞

PXBマウスの作製に使う正常ヒト肝細胞は、インフォームドコンセントを得たドナーからいただいた凍結肝細胞を利用しています。

PXBマウスとホストマウスの肝組織像

PXBマウス肝組織のHE染色像

PXBマウス* の肝臓は、淡明な細胞質を持つヒト肝細胞により、ほとんどのマウス肝細胞が置換された状態です。

増殖したヒト肝細胞によって、肝小葉が正常に形成されています。

 

CV: central vein
PV: portal vein

 

* このPXBマウス肝臓のヒト肝細胞への置換率は70%です。

ホストマウス(uPA+/+/SCIDマウス)肝組織のHE染色像

ホストマウスの肝臓では、マウス肝細胞は好酸性の細胞質を持つため、HE染色で赤く染まっています。

また、uPAの発現により肝細胞が障害を受けて萎縮しており、肝細胞索が不明です。

 

CV: central vein
PV: portal vein

PXBマウス肝組織のCK8/18抗体染色像

PXBマウス* 肝臓の最も大きい葉(外側左葉)を輪切りにした切片をヒト肝細胞特異的な抗体(ヒト特異的サイトケラチン8/18抗体)で染色しました。

ヒト肝細胞で置換された領域は茶色、マウス肝細胞が残存している領域は青色に染まっています。

 

* このPXBマウス肝臓のヒト肝細胞への置換率は98.8%です。