MASH(NASH)病態モデル
弊社では、非アルコール性脂肪肝病態モデル(MASH※(NASH)病態モデル)として、「NASH-c/PXBマウス」と「NASH-g/PXBマウス」がございます。
※MASH:Metabolic dysfunction-Associated SteatoHepatitis
NASH-c/PXBマウス
PXBマウスに、CDAHFD※※(コリン欠乏アミノ制限高脂肪食)を12週間給餌させたモデルです。
※※CDAHFD: Research Diets, Inc.で購入しました。
特徴
- 肝細胞のバルーニングおよびマロリーデング様小体を確認
- 類洞周囲性(肝細胞周性)の肝線維化を確認
- 炎症反応(マクロファージ、好中球浸潤、炎症関連遺伝子発現)を確認
- ヒトALT-1の上昇を確認
NASH-g/PXBマウス
PXBマウスに、GAN-diet※※※(フルクトース含有高コレステロール食)を30週間給餌させたモデルです。
※※※GAN (Gubra Amylin NASH)-diet: Research Diets, Inc.で購入しました。
特徴
- 肝細胞のバルーニングおよびマロリーデング様小体を確認
- 類洞周囲性(肝細胞周性)の肝線維化を確認
- 炎症反応(マクロファージ、好中球浸潤、炎症関連遺伝子発現)を確認
- 脂質(コレステロール、トリグリセリド)の上昇を確認
MASH(NASH)病態モデルに関する学会発表
学会:第31回 肝類洞壁細胞研究会
- 演題:ヒト肝細胞キメラマウスを⽤いた⾮アルコール性肝炎モデルの開発
- 演者:菅原 豪(株式会社フェニックスバイオ)
学会:第15回広島肝臓プロジェクト研究センターシンポジウム
- 演題:コリン欠乏メチオニン減量高脂肪食(CDAHFD)を用いたヒト肝臓キメラマウスの非アルコール性脂肪性
肝炎 (NASH)モデル開発
- 演者:喜早 慧士(株式会社フェニックスバイオ)
学会:EASL The International Liver Congress 2019
- 演題:Development of humanized non-alcoholic steatohepatitis model using chimeric mice with highly repopulated
humanized livers
- 演者:立野 知世(株式会社フェニックスバイオ)
学会:AASLD 2020(The Liver Meeting)
- 演題:ESTIMATING DRUG EFFICACY WITH A DIET-INDUCED NASH MODEL IN CHI-MERIC MICE WITH
HUMANIZED LIVERS
- 演者:喜早 慧士(株式会社フェニックスバイオ)
学会:第16回広島肝臓プロジェクト研究センターシンポジウム
- 演題:ヒト肝細胞キメラマウスを用いたCDAHFD誘発NASHモデルへのElafibranor投与による薬効効果の検証
- 演者:喜早 慧士(株式会社フェニックスバイオ)
MASH(NASH)病態モデルに関する論文発表
- 掲載雑誌名:Biomedicines. 2021 Nov 9;9(11):1647. doi: 10.3390/biomedicines9111647
- 論文名:Estimating Drug Efficacy with a Diet-Induced NASH Model in Chimeric Mice with Humanized Livers.
- 著者:喜早 慧士(株式会社フェニックスバイオ)
- URL:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32092738/
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